imotenとは
imotenというjavaで作られたソフトを使うと、i-mode.netを監視して、メールの転送をしてくれる。
更にimotenには簡易SMTPサーバーがついていてそれ経由でi-mode.netで送ってくれるので、
インターネット経由と見なされずフィルタリング掛けている相手にも普通に配送される。
絵文字やデコメも変換して送ってきてくれるという優れもの。細かい設定もできる等良いことづくめ。
ただ自由度が高い分ちょっとサーバーとかネットワークとかそういうのに疎い人には敷居が高め。
また24時間監視させるために、24時間動いているサーバーも必要となる。
そこでなるべく初心者でも導入できるように導入マニュアル的にここに方法を載せていこうと思う。
基礎知識がまったくない人を前提に書くのでだらだら説明が続いたりするので、わかる人はどんどん読み飛ばしていい。
必要環境
24時間起動しっぱなしでいられるMac/Win/Linux(Javaが動く環境であればなんでも?)
24時間つなげっぱなしにできる回線
固定IP
i-mode.netをWebから見れる環境(ワンタイムパスワードは利用不可)
サーバーはどうする
この条件を見ると、自宅にサーバーを置いて運営するのも手だが、今回初心者相手の講座
なのでルーターとかの設定を各メーカーごとに教えるのは不可能なのと、結構な電気代が
かかるので(経験上月2000円ぐらいかかる)、DTIが提供しているワンコインサーバーをレンタル
することを前提にする。
このDTIのサービスだが、メモリ256MBでOSはLinux(3つのディストリビューションから選べる)
64Bit/32Bit、固定IP1つついていて月額490円という激安なうえに現在キャンペーンで2か月
無料、やめたいときにいつでもやめれるという環境。しかも申し込み後すぐに使える。
当然root権限もあるのでインストールは各自でいろいろと行える。
メモリが256MBと少ないがimotenだけを起動させておくには十分。さらにapache等を使うとなると
メモリ不足感はある。ただ経験上256MBでも大量にアクセスが来なければ結構持ちこたえてくれる。
ディストリビューションは初心者の方は特に気にする必要はない。Linuxでこだわりがある人は
好きなのを選ぶ。そうでない人はここで使うものと同じにしておけば自分で色々考えなくて
いいから便利かと。自分はgentooというディストリビューションを普段使っているのだが残念ながら
これがないので、CentOSをチョイスする。CentOSはRedHat Linuxのフリー版と思ってれば良い。
各ディストリビューションの違いは基本的に管理方法の違い(細かいパスの違いやパッケージインストーラーのコマンドの違い等)がある。javaのインストーラーには何個かあって、rpm形式もあり
これはCentOSで使えるので、これを利用しようと思うが、rpmを使わないでもインストールは
可能。興味があったらぐぐりながらインストールすれば良い。
導入完了までのステップ
色々と考えると次のようなステップを行う必要があるので紹介しておこう。
・Gmailの取得
・Windows用管理クライアントのインストール
・DTIのサーバーをレンタル
・管理クライアントの設定を行いサーバーにアクセス
・javaのインストール
・imotenのインストール
・kayacのID取得と設定
・imotenの設定
・imotenの起動
・iPhone4メール設定
・imotenテスト
・imotenの微調整
・不要なサービスをストップしてメモリの使用を減らす
・あとは放置プレイ
結構やること多そうに見えるが、大したことない。
Gmailの取得
とりあえずGmailを取得しよう。
もう持ってるよ!っていう人もいると思うが、SMTP絡みでもう一つ専用に取ることをお勧めする。また、メールアドレスは相手に表示されることはないので、適当でいい。覚えやすいのがいいとおもうけど。俺は自分のいつも使ってるやつにiという文字を付けたものを取得した。
では次はWindows用管理クライアントのインストール。
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